【ロードバイク初心者向け】ロングライドにおすすめなコスパの良い鍵は?

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ロードバイクでロングライドに行くときって、なるべく重い荷物は持ちたくないですよね?

ただ、携帯性を重視しすぎると防犯性が不安だし、頑丈な鍵はそれなりの値段がします。特に初心者の方は、鍵選びに迷うと思います。

そこで本記事では、ロングライドに行く際におすすめなコスパの良い鍵について解説します。

1日中駐輪場に停めておく場合とか、最強の鍵を探している方向けではなく、あくまでロングライドやツーリング時に有効な鍵の紹介となりますので、ご了承ください。

ロングライドにおすすめなコスパの良い鍵は?

結論としては、U字ロック+ワイヤーケーブルの組み合わせがおすすめです。

ロードバイクを購入して以来、僕が使っているのもこの組み合わせで、初心者の方にもおすすめです。

では、なぜこの鍵の組み合わせがおすすめなのか、鍵を選ぶポイントや主な4種類の鍵を比較しながら解説します。

ロングライドに行く時の鍵を選ぶ際のポイント

  • 地球ロックが容易にできること
  • 盗難抑止力があること
  • 持ち運びやすく、使いやすいこと

 地球ロックができること

 地球ロックとは、物理的に動かせないものとロードバイクをロック(施錠)することです。

 ロードバイクは車体が10kg前後と軽いため、単体で鍵をかけても自転車ごと盗難に遭うリスクがあります。

 なので、「地球ロック」が盗難を防ぐための最低条件となり、地球ロックができる鍵を選ぶことが最も大切です。

 盗難抑止力があること

 どんな頑丈で高価な鍵をかけていても、100%盗まれない鍵はありません。

 ボルトクリッパー(ボトルカッター)のような工具に対しては、鍵によっては1分もかからず壊されてしまいます。

 ただ、「これは盗むのに手間がかかりそうだな、面倒だな」と思わせることはできます。

 一般的に、U字ロックやダブルロック(鍵を2つかけること)してあるものは抑止力が高いと言われてます。

 持ち運びやすく、使いやすいこと

 鍵も当然荷物になりますので、持ち運びしやすいか(携帯性)は重要なポイントです。鍵の大きさや重さがが影響します。

また、鍵をかける際に手間がかかったり、扱いづらいと面倒なので、簡単に使えるタイプの鍵がよいですね。

次に主な4種類の鍵について、この3点のポイントと価格帯で見てみます。

主な4種類の鍵の比較

主な4種類の鍵について、一覧にまとめてみました。価格帯はおおよその目安です。

ツーリングに行くと、軽くて持ち運びが便利なワイヤーロックをしている人が多いですが、ニッパーなどで簡単に切断されてしまうので、あまりおすすめはできないです。

その他の鍵は、頑丈さ(重さ)と価格は比例しています。チェーンロックはある程度の強度を求めると軽く1kg以上の重さになります。また多関節ロックは、折り畳めるので持ち運びは便利ですが安いものは簡単に壊されてしまい、防犯性を求めると1万円前後はかかります。

なので、見た目と価格の割に防犯力が高いU字ロックがよいのですが、一番のネックは単体では地球ロックの場所を選ぶということです。

そのネックを解消してくれるのがワイヤーケーブルです。

これ単体では鍵になりませんが、ワイヤーロックと比較するとはるかに頑丈なケーブルなので、ニッパーやハサミでは切断は困難です。長さも120cmほどあるため、地球ロックが容易にできます。

また、ケーブルの表面はビニールの皮膜で覆われてますので、ロードバイクに傷が付く心配がなく、柔軟に曲がります。

なので、防犯性と価格、携帯性を踏まえると、U字ロックとワイヤーケーブルと組み合わせる形が、ベターな選択になります。

U字ロックとワイヤーケーブルのメリット・デメリット

では、U字ロックとワイヤーケーブルのメリット・デメリットを解説します。

U字ロックとワイヤーケーブルのメリット

  • 場所を選ばず地球ロックができる
  • フレームとタイヤをロックできる
  • 複数のロードバイクをまとめてロックできる

場所を選ばず地球ロックができる

場所を選ばず地球ロックができることが最大のメリットです。

U字ロックだけでは開口部が狭いものが多く、ロードバイクのフレームと対象物が近くないと地球ロックが難しいですが、ワイヤーケーブルがあることで問題なくロック出来ます。

フレームとタイヤをロックできる

2つ目のメリットは、ワイヤーケーブルがあることでフレームとタイヤを両方をロックできることです。ロードバイクのタイヤは簡単に外すことができるため、高価なタイヤは単体でも盗難されるリスクがあります。

そのため、ワイヤーケーブルでタイヤもロックすることで、盗難抑止力が高まります。

複数のロードバイクをまとめてロックできる

120cmほどのワイヤーケーブルであれば、ロードバイク2台をまとめてロックすることができるので、鍵を共有することで荷物の軽量化することも出来ます。もし、複数のワイヤーケーブルがあれば2重でロックすることも可能なので、それだけでも盗難抑止力が高まります。

U字ロックとワイヤーケーブルのデメリット

  • ワイヤーケーブル自体の強度は高くない
  • ワイヤーケーブルの収納が若干手間かも
  • ほどほどに重量はあります

ワイヤーケーブル自体の強度は高くない

単純なニッパーやハサミでは切断は難しいですが、ボルトカッターなどの工具だと切断することは可能です。

ただ、そのような専用工具を持ってロードバイクを盗もうとしている人に狙われたら、最強の鍵で地球ロックしていない限り、防ぐことはなかなか難しいです。

なので、まずは「通りがかりの盗難事故」を防ぐため、U字ロックと組み合わせて確実に地球ロックをすることが大切だと思います。

ワイヤーケーブルの収納が若干手間かも

ケーブル自体は柔軟性がありますが、コンパクトにまとめようとするとある程度の力が必要なので、若干手間がかかるかもです。

ほどほどに重量はあります。

ワイヤーロックと比較するとやはりそれなりに重量はあります。

ちなみに僕が所有しているU字ロックは347gワイヤーケーブルは342gです。

ただ、高価な鍵だと1kg以上の重さになるものもザラですし、U字ロックとワイヤーケーブルの2つで700g弱なので、ヒルクライムで急な勾配を登ったりしなければ、そこまで負担にはならないかと思います。

U字ロックとワイヤーケーブルのおすすめ3選

U字ロック

1.パナソニック U型ロック SAJ080

2.PALMY(パルミー) アルミシャックルロック Φ15mm

3.ACTIVE WINNER  U字ロック

Amazonでどれも2,000円前後で買えると思います。僕は3のACTIVE WINNERのU字ロックを使ってます。樹脂製なので手触りが良く、バイクに傷が付く心配がないです。サイズ感もちょうどいいですね。

ワイヤーケーブル

1.KRYPTONITE KryptoFlex φ10×1.200mm

2.GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) ダブル ループ ケーブル φ10×1,200mm

3.DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ダブルループエクステンションワイヤー スチール製 直径8mm 全長1.5m

ケーブルは価格的に1,500〜2,000円くらいで買えます。僕は1のクリプトナイトのワイヤーケーブルを使ってますが、120cmサイズは使いやすいです。

この組み合わせだと、両方合わせても5,000円以内で収まるのでコスパがよいのではないかと思います。

持ち運びはサドルバッグがおすすめです

バックパック(リュック)に入れて背負っても問題ないですが、ロングライドになるとやはり負担が出ると思います。なので、少しでもカラダの負担を減らすため、鍵はサドルバッグに収納して身軽にしましょう。

ちなみに、僕はこんな感じで鍵を収納して、工具とチューブも入れてます。

まとめ

今回はロングライドでおすすめな鍵について解説しました。

鍵を選ぶ際のポイントはこの3点です。

  • 地球ロックが容易にできること
  • 盗難抑止力があること
  • 持ち運びやすく、使いやすいこと

この3点を踏まえて鍵を比較すると、おすすめはU字ロックとワイヤーケーブルの組み合わせとなります。

 

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