スプロケットってどういうふうに洗浄したらいいかな?
ロードバイク買ってから一回も外したことないんけど、自分でも外せるかな?
そんな質問にお答えします。
チェーンを洗浄するときに、一緒にスプロケットも掃除してますか?
せっかくチェーンをきれいにしても、スプロケットが汚れたままだとすぐにチェーンも汚れてしまいます。
コロナの影響で外出自粛中ですし、この機会にチェーンと一緒にスプロケットもきれいに洗浄しましょう。
スプロケットは後輪から外さずに洗浄することもできますが、今回は自宅で使っているNOZAというローラー台に付けているスプロケットを洗浄するので、専用の工具を使って取り外してから洗浄します。
スプロケットの分解洗浄で用意するもの
- 工具セット(フリーホイールチューナー、フリーホイールリムーバー)
- パーツクリーナー
- ブラシ
- ワイプオール(拭き取り布。雑巾などでも可)
工具セット(フリーホイールチューナー、フリーホイールリムーバー)
残念ながら、スプロケットは素手では外せません。。
専用の工具がありますのでこれを使います。
使い方は後ほど解説します。
パーツクリーナー
自転車専用のクリーナーだとワコーズのこちらの商品が定番でしょうか。
単体で用意しても構わないのですが、チェーン洗浄も一緒にするならこのようなメンテナンスセットがあります。
この中にクリーナーも入っているので最初はこのようなセットがお得かと思います。
ちなみにチェーンディグリーザーを使っても大丈夫です。
ブラシ
これも先程紹介したメンテナンスセットに含まれてますので、チェーン洗浄と兼ねて使えます。
使い古しの歯ブラシなどでも大丈夫です。
ワイプオール(拭き取り布。雑巾などでも可)
チェーン洗浄の記事で紹介しているもの同じものです。
このワイプオールはどちらかというと、分解せずに洗浄するときに役に立ちます。
こんな感じで一枚ずつギアの間に入れて汚れを取ります。
不織布(ふしょくふ)なので、ギザギザの金属の隙間に入れても毛羽立ちにくいです。
また、雑巾のように洗って使えるのでロードバイクのメンテナンスだけでなく幅広く使えるスグレモノです。
分解洗浄する場合は、普通の雑巾でも全然問題ないです。
スプロケット洗浄の手順
今回は分解洗浄してますが、分解せずに洗浄するだけでもそれなりにきれいになります。
そのまま洗浄する場合は、雑巾などにパーツクリーナーを付けて1枚ずつ拭いていけば周囲を汚さずに作業できると思います。
スプロケットを専用工具で外します。
工具は2つセットです。
- ホイールチューナー
- ホイールリムーバー
使い方はこちらの動画がわかりやすいです。
結構体重を掛けてチカラを入れるので、十分スペースを確保して怪我しないように注意しましょう。
スプロケットを外したら、トレーなどに入れておきましょう。
細かい部品(Oリング)もありますので、紛失しないように注意です。
容器に入れて、パーツクリーナーを吹きかけます。
しばらく放置してからブラシ等で洗浄します。
ちょっと分かりづらいですが、クリーナーを吹きかけてしばらくすると汚れが浮いてきます。
細かいところなどはブラシを使って汚れを取っていきます。
この洗浄作業は台所の流しか洗面台でやることになると思いますが、パーツを無くさないように十分注意しましょう。
ワイプオール(雑巾)等で拭き上げてから、元通りにセットします。
洗浄が終わったら洗剤を洗い流して、水分をしっかり取りましょう。
元通りにセットする際は大きいギアから順番にはめていきます。
数字も書いてあるのでそれを確認しながらやれば大丈夫です。
すべてのギアを取り付けたら、専用工具でしっかり締めます。
このように工具をセットして両方を上から押していくと締まります。
後輪を取り付けて、きちんと変速するか確認します。
ギアが斜めについていたり、Oリングを取り付け忘れてるとスムーズに変速できません。
問題なく変速できるかどうか、ローからハイまで一通り確認しましょう。
これでスプロケットの分解洗浄が終了です。
まとめ
今回は、自宅でできるスプロケットの分解洗浄を紹介しました。
僕も普段はチェーン洗浄のときにササッと拭くだけで済ませてしまうことが多いのですが、分解洗浄すると格段にきれいになります!
また、分解してちゃんと元通りに戻せるかも若干不安かと思いますが、外した順番と逆に組み立てればちゃんと元通りなります(笑)
時間があるときに一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。