ロードバイクはコンパクトカーにも積めるかな?
車載するにはどんな風に積んだらいいんだろう?
そんな質問にお答えします。
ロードバイクを買ったら、遠出していろんな場所を走ってみたいですよね?
僕はアバルト500(現在はアバルト595)というコンパクトカーに乗っていまして、しばしばロードバイクを積んで、遠出します。千葉から愛媛のしまなみ海道まで行ったこともあります。
本記事では、実際に僕のクルマにロードバイク車載している画像を載せてますので、コンパクトカーに乗っている方向けに参考になればと思います。
コンパクトカーでもロードバイクは積めるの?
結論として、「本体フレーム分のスペース」があれば積めます。
積み方はそのまま寝かせて積む「平置き」ですが、そのためには、前輪と後輪外す必要があります。
実際に、前輪と後輪を外してフレームに重ねるとこんな感じになります。
タイヤはほぼフレームの枠内に収まるイメージなので、これがクルマに積むのに必要な最低限のスペースとなります。
ちなみに僕は身長176cm、バイクサイズ54(スペシャライズド アレ−)です。
同サイズのロードバイクなら、これくらいのスペースになると思います。
最低限必要なラゲッジスペースは?
僕の場合であれば、横幅1,100mm ✕奥行き1,100mmが最低限必要なスペースです。
アバルト500の後部座席を倒したときの寸法です。
フレームを対角線上に平置きしてギリギリ収まるスペースです。
また、このスペースが確保できれば、「2台」積むことも可能です。
では具体的に車載する手順を解説します。
ロードバイクを車載する手順
流れをしてはこのようになります。今回は2台積んでます。
- ロードバイクの前輪・後輪を外す
- 車内のラゲッジスペースを養生する
- フレーム→タイヤの順番に重ねて積む
- グラつきの有無・視界の確保を確認する
ロードバイクの前輪・後輪を外します
コンパクトカーだと、ロードバイクをそのまま車載するこは難しいと思うので、タイヤを外すことが必要になります。
初めはちょっと手間取るかもしれませんが、難しい作業ではないので数回やれば出来ます。
また、外した後のチェーン、スプロケット、リアディレーラー(変速機)は汚れと故障防止のため、個別に養生しておくと良いです。
前輪・後輪を外し方や養生については、こちらを参考にしてみてください。
ラゲッジスペースを養生します
傷が付かないように養生できれば何を使ってもよいと思いますが、僕はこのようなものを使ってます。
- 毛布
- クッション性のあるマット(使い古しのヨガマット)
- 緩衝材(ビニールのプチプチ)
- ダンボール
フレーム→タイヤの順に積みます
フレームを対角線上に積みます。
積むときは、ギア(フレーム右側)が上になるように積みます。
もう1台のフレームをクロスさせるように積みます。
車やフレーム同士の接触部分は毛布や緩衝材を挟んでおきます。
最後に前輪、後輪を交互に積みます。
グラつきの有無・視界の確保を確認します
空きスペースにヘルメットやバッグなどを入れてロードバイクを固定します。
運転席に座り、後部の視界が確保できているか確認します。
走行中の安全確保のため、きちんとチェックしましょう。
まとめ
- 「本体フレーム分のスペース」があれば車載は可能です。
- 積み方はそのまま寝かせて積む「平置き」です。
- そのためには、前輪と後輪外す必要があります。
「前後輪を外せること」がコンパクトカーに車載するポイントになると思います。
前後輪が外せることで、1台のクルマに2台以上積めたり、電車などで輪行する際も役に立ちますので、やったこと無い方もぜひトライしてみてください。