【初めてのSPD-SLペダル】同価格帯で3メーカーを比較。選ぶポイントは3つです。

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ロードバイクに乗り始めてだいぶ慣れてきたので、ビンディングシューズに変えようと思ってます。

ロードバイク用のSPD-SLのシューズにしようかと思うけど、ペダルは何がいいんだろう?

メーカーもグレードもたくさんありすぎてよくわからないな。。

このような質問にお答えします。

スニーカーにフラットペダルでスタートしたロードバイク。しばらく経つと、

「もう少し早く走りたい」とか

「引き足ってやつを使って走ってみたい!って思いますよね。

僕も同じように思って、SPD-SLのビンディングシューズを探しました。

シューズはリンタマンを見つけて大満足だったのですが、ペダルは何を基準に選んだらいいか分からずに結構悩みました。

その経験を踏まえて本記事では、比較する際の基礎知識としてペダル選びのポイントと、初心者でも買いやすい価格帯(6,000円前後)から3つのメーカーのペダルをピックアップして比較してみました。

前提:ペダルとクリートはセットです。

ロードバイクのビンディングは3つのアイテムで構成されています。

  • ビンディングシューズ

これはSPDとSPD-SL兼用のため、3つ穴と2つ穴がありますが、SPD-SLで使うのは3つ穴です。

  • クリート

  • ペダル

シューズの底面にクリートを取り付けて、ペダルにはめる形です。

この3つのうち、ペダルとクリートは基本的に同じメーカーでセットになります。

なので、ペダルを選ぶときは一緒にクリートも選ぶことになります。

※写真のクリートとペダルのメーカーはシマノです。

また、同じような形でもメーカー純正品ではない模倣品も多数あります。

正規品に比べてかなり安いのですが、無難に正規メーカーのものが間違いないと思います。

ビンディングペダルを選ぶときの3つのポイント

初めて買うならこの3つのポイントを押さえておけば、大丈夫かと。

・ペダルの脱着のしやすさ

・クリートの耐久性

・クリートの可動域

その他、材質(カーボン、樹脂製)、重さ、Qファクター(クランクからペダル中央までの距離)の調整可否などメーカーやグレードによって特徴があります。

ただ最初は扱いやすいペダルを選んで、まずはビンディングに慣れることを目標にしましょう。

ペダルの脱着のしやすさ

ビンディングはシューズの底面にクリートというアタッチメントを取り付けて、そのクリート部分がペダルと接続されて一体化するシステムです。

ペダルとシューズ(足)が一体化されるので、ペダルの踏み外しもなく安定かつ効率的なペダリングが可能になるわけですが、とっさの時にペダルが外れずバランスを崩して転倒するなどのリスクもあります(いわゆる立ちごけなど)

もちろん、最初は何度も練習して慣れることが必要です。

とはいえ、信号待ちなどのストップ・ゴーではビンディングの脱着を繰り返すので、ペダル選びでは脱着がスムーズにできるかどうかは大事なポイントです。

クリートの耐久性

クリートはシューズの底面に取り付けるので、シューズで歩く際はクリートが地面に設置します。

なので長く使っているとクリートはだんだんすり減っていきます。

そうするとペダルの脱着がスムーズにいかなくなったり、ビンディングの保持力が弱まったりする原因になります。

解決策として歩くときはクリートカバーを付ければよいのですが、毎回付けるのは正直面倒になっちゃうんですよね。。

短いスパンでクリート交換が必要になると、それだけコスト増になるのでクリートの耐久性もポイントです。

クリートの可動域

走行中はペダルとシューズが一体化されますが、クリートの設置角度に遊びがないと完全に固定されて動けない状態となり、長時間乗っていると膝などへの負担が大きくなる可能性があります。

なので、特にペダリングフォームやポジションが安定しないうちは、設置角度にある程度遊びがあるクリートを選ぶのがポイントです。

3メーカーの同価格帯(6,000円前後)ペダル比較

代表的なペダルメーカー3社から同価格帯のペダルをピックアップしました。

✔ SHIMANO(シマノ)

✔ TIME(タイム)

✔ Look(ルック)

代表的なペダルメーカーとしてもう1社SPEEDPLAY(スピードプレイ)があるのですが、特殊な形状+高価格帯のため今回は除外しました。

SHIMANO(シマノ)

 

PD-R550L

  • 樹脂製ボディ
  • 155g(片方)
  • 3段階で固定力調整可
  • ワイドな踏面
  • クリート付(SM-SH11が付属)


SM-SH11 

  • 遊び角度6°
  • 滑り止めラバーチップあり(黄色の部分)

TIME(タイム)

 

XPRESSO 2

  • コンポジット(合成素材)
  • 110g(片方)
  • 左右±5°の角度と、フローティング感覚を調整可能
  • 脱着が軽い(ラク)
  • ワイドな踏面
  • クリート付

ICLIC/XPRESSO/X pro共通クリート 

  • 擦り減ってもペダルのクリート保持機能に全く影響しない
  • ノンスリップ加工された3点
  • クリートカバー必要無し

Look(ルック)

KEO CLASSIC 3

  • クロモリ(クロムモリブデン鋼)製
  • 140g(片方)
  • スプリングテンションで固定力調整可能(トルク8〜12N)
  • ワイドな踏面
  • クリート付属無し

KEO GRIP

  • 接地面にラバー付き
  • 遊び角度4.5°(グレー)

3メーカーのペダル・クリート比較一覧

3メーカーのペダルとクリートを一覧表にしました。

評価は口コミなどと参考に判断してます。

・コスパと安定感、流通量なら国産のシマノ。

・脱着の容易さと軽さ、独自のフローティング機能ならTIME

・海外ブランドのシューズとの相性ならフランス老舗のビンディングメーカーのLook。

といったところでしょうか。

僕はコスパ重視でシマノを選びましたが、クリートを外すときに思ったよりチカラが必要だなという印象でした。

女性の方などは同じシマノ製であれば、PD-R540-LA(ライトアクション)がよいと思います。

価格も手頃で、こちらのビンディングは脱着がラクです。

まとめ

今回は初めてのSPD-SLのビンディングペダルを選ぶ際のポイントと、6,000円前後で買える3メーカーのペダルを比較してみました。

ビンディングペダルを選ぶ際のポイント

・ペダルの脱着のしやすさ

・クリートの耐久性

・クリートの可動域

本記事で紹介した3メーカーで同価格帯のペダルはこちら。

もちろん、紹介したペダル以外にも同じメーカーでもグレードがたくさんあります。

本記事が少しでもペダル選びの参考になれば幸いです。

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